チワワの子宮筋腫摘出手術の記録
手術日2007.3.30
ロングコートチワワ16歳

 
マリンの変異に気がついたのは2006年1月頃でした。抱き上げるときに、なんとなくお腹が張っているような気がしていました。
  日増しに大きくなりますが当のマリンはいたって元気でした。しかし妊娠中のような膨らみになってきたため2006年3月に獣医に診てもらいました。
  レントゲンによる診断の結果はお腹いっぱいに癌が広がっていて内臓が押しやられている状態であり、お腹を開いてみないと助かるかどうかは何とも言えない。
  癌が他の臓器に転移したりしている場合はそのまま閉じるだけです。高齢なので、手術に耐え切れるか分からないし、意識が戻っても数日以内に死んでしまうケースが多いとのお話に、悩みに悩んだ末にそのときは手術を見送りました。

 その後、まもなくマリンは大出血を繰り返して幾分お腹の張りも小さくなり、出血も収まり元気に暮らしました。
 
 しかし、年が明けて2007年1月頃から再びお腹の張りがきつくなり始めて1年前にもまして大きくなり、とうとう3月には歩くこともままならなくなりました。それなら、死ぬか生きるか分からないけれど、一縷の望みにかけてみようと、手術をお願いしました。獣医からは、術後にそのまま意識が戻らなかったり、安楽死の可能性もあるので覚悟はしておいて下さいと念をおされました。8割がたあきらめてお願いした手術でした。
 



手術画像公開までの裏話

今回のマリンのような事は、現在チワワと暮らす皆さんにも起こりうる事と考え、私は、摘出した子宮筋腫とマリンを並べて撮影することを先生にお願いし、了解を得ていたのですが、マリンと子宮を並べて持参したデジカメで撮ろうとしたら、なんと記録カードを入れ忘れていました。私は先生のカメラで撮影して頂き、後で画像を下さいとお願いしたところ『良いですよ、それでは手術中の様子も撮影しているから、それもあげましょう』とCDに保存して下さいました。それが今回の画像です。


マリンは、手術前の体重:2.9kgが1.7kgになりました。
摘出した筋腫に冒された子宮は、なんと1.2kgもありました。



マリンは、もともと16歳とは思えないほど元気な子なのですが、手術後はお腹の重石が取れてスタスタと軽快に動き回って、ちょっとしか食べることが出来なかったご飯もよく食べるようになり、快適な生活が戻ってきました。

こんなことなら1年前に診察をしたときに手術をお願いすればよかったと悔やまれますが、苦難を乗り越えたマリンにはいつまでも長生きをして欲しいと思います。


1週間前までお腹の中にいた子宮と再会したマリン



もう、こんなもの見たくも無いという表情でした


2007年は昨年末から正月にかけて、8歳のリンゴと10歳のハナが同時に子宮蓄膿症で入院し、3月末に16歳のマリンが子宮筋腫で入院し、その抜糸の前日にマリンの娘のプリン12歳が突然、子宮脱になると言うように、短期間に4頭の愛犬が立て続けに子宮に関したトラブルで入院・手術となりました。高齢になると女の子は、子宮系のトラブルのリスクが大変高くなると言うことを、身をもって体験しました。まだ子宮の残る9頭も高齢ですので、1〜2年以内に摘出してリスクを解消し、1年でも長生きしてもらいたいと考えています。男の子達も高齢で、あちこち具合の悪い子達が多いのですが、女の子達のような致命的なトラブルに至ることなく、救われています



手術をしていただいた千葉県柏市の高木動物病院(04−7143−2925)のご協力により公開できました
病院は山手線日暮里駅から常磐線で25分、柏駅南口下車3分の便利なロケーションです
首都圏のチワワ愛好者の皆さんに推薦いたします

BY:CHIHUA

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